あとりの話

ジャニーズのこと

V6への送辞

10月31日

V6のラストツアー「V6 groove」に

行ってまいりました

井ノ原担です

 

 

はじめに

井ノ原さんに堕ちたきっかけなんですが

実は井ノ原さんとは全く関係がなく

当時の飲み仲間に

井ノ原さんに似ている男性がいまして

その方 元ホストということもあり

めちゃくちゃ面白くて

別に特別な関係でもなかったのですが

元々ジャニヲタな私

いのっちを見るたびに彼を思い出し

彼と飲むたびにいのっちを思い出し

最終的に井ノ原さんが気になって気になって

仕方ない存在になっていたという😅

 

 

私は少年隊のヲタクでしたが

20代 子供を3人出産し

すっかり現場からは遠ざかっておりまして

年一でPLAYZONEに行く以外は

劇団四季やらアニーやら

子供が理解できそうな舞台に行って飢えをしのいでいました

そんな中 V6のFCに入会し 

CDショップでコンサートのDVDを手に取った時には

血湧き肉躍る❤️‍🔥

ヲタ活第二章にウキウキしたものです

まだ未就学児だった長女は

そのDVDと

やたらV6が映るようになった我家のテレビを観て

「けんくんかっこいい😊」と

言い始めるわけです

英才教育です✨

間もなくツアーの発表があり

小学校1年生になった長女を連れて代々木体育館へ!

2001年

それがV6の始まりでした

 

 

井ノ原さんについて 少し触れましょうか...

昔のコンサート行ったことある方はご存知と思いますが

コンサートのMC

ほぼ井ノ原さんが一人で喋ってました

井ノ原振る→坂本喋る

井ノ原つなぐ、まわす、振る→剛返事

...みたいな

そういうの大好きでした

 

井ノ原さんがちょいちょい作る

クセのある曲も好きでしたね

サイクルセンターナガノとか

 

井ノ原さんの顔も 喋りも 人の良さにも

(それから足首)

すっかり魅了され

途中 彼の結婚などあって

(ジャニーズでFC会員にお手紙で結婚報告をするのは井ノ原さんがはじめてだったと記憶してます)

団扇買うのをやめた時期もありましたが

私にとっては

安心 安全 安定の自担でした(です)

 

そして 娘も道を外れることなく健くんを追い続け

親子でガッツリV6ファンしてました

 

 

 

あれから20年(きみまろ風に)

 

解散が発表された時は意外と冷静でした

 

『いやもう十分ですよ

同じ歳の自分があのステージに立ち

同じパフォーマンスをしろって言われたらそりゃ無理ですもん

ずっとアイドルをやって来たとはいえ

50になってまだアイドルって言われ続けたら

痛い痛い苦しい苦しいってなりますもん

ありがとう!お疲れ様!』

 

て、思ってました

ちょいちょい掛け持ちはしておりますが

V6から降りることなく

ここまで来られたことが奇跡です

それだけで十分でした

 

 

 

そして

今回のツアー

私は1公演のみの参戦でした

チケット取れなかったよ😭

昔は申込みの振込用紙 

2枚綴りで来たのにね

 

でも 最後を肉眼で観られる

それでいい 満足だと思いました

 

 

なのにさ

何なのでしょうか

ラストツアーなのに

まだいくの?!まだやるの?!?!

回顧するだけじゃなく

新しい曲もたくさんあったし

見たことないVがそこにあって

ええ?これもう見られないの?って

正直うろたえました

 

行くまでは 回顧懐古の大団円を思い描いていたのですが

コロナを乗り越えて やっとツアーできたね!くらいの

また来年会おうね!くらいの勢いだったのですよ

 

 

そんなん泣くわ!!!

だってこれ 最後なんでしょ?!

 

 

V6って 

嵐とかSMAPみたいに爆売れした訳でもないし

どっちかっていうと

地味に淡々と進んで来た気がします

(図書戦の岡田バブルもありましたが)

個人仕事も多かったし

ツアーも2年に1回になっていたし

そもそもメンバーは事務所が選抜しているので

結成当時はあからさまな格差売りもあったし

カミセンの中での岡田くんの立ち位置も

心穏やかであったとは思えません

でもね 逆に仲良しだけで続いていなかったのが良かったのかなとも思います

個人仕事が多かった分 適度な距離感があって

しかしながら 

グループに戻ると家族のような安心感

本当の血縁ではない

かといって仕事仲間の域でもない

その絶妙なバランスが

他のグループとは一線を画していたかと思います

それはもう

時代と環境と人柄と努力と

そして少しの運命ですかね

 

 

コンサートの終盤

過去のシングル曲をお手振りだけでなく

しっかり踊ってくれていました

この曲

このコンサート

どんな気持ちで聴いていたのか

誰と一緒に行ったコンサートだったのか

思い出がどんどん溢れてきて

観ながら涙が止まらなくなりました

 

いのっちも挨拶の中で話していましたが

V6に26年の歴史があるだけでなく

ファンひとりひとりに26年の思い出があり

V6と紐付いているのです

辛かった時も

コンサートへ行けば現実を忘れて頑張れました

非オタの方からすれば

支払いの対価だと言われるかもしれません

タレントさんからすれば確かに生活費かもしれません

でもね それだけじゃない

会って話ができるわけでもないし

いつも隣にいてくれるわけじゃないけど

お金以上の何かをもらってる

彼らも人生の一部を削ってくれている

大袈裟かもしれませんが

私にとって彼らの存在は

生活の一部であり

人生の支えなのです

その舵を失うことがどれだけ辛いことか

どんなジャンルでも「ヲタク」を経験している方ならわかるのではないでしょうか

 

 

そしてV6の作った最後は

ラストコンサートなのに

挑戦的なパフォーマンス

いつも通りのMC

新しい演出

そこにV6らしさと

メンバーのV6を愛する気持ちが溢れていました

最後だけど 終わりじゃない

そんな気持ちを受け取った気がします

 

 

今 私はジャニーズの他のグループや

ジャニーズJrのことも応援しています

それぞれが各グループのカラーで頑張っていますが

今回のコンサートを見学に来てくれたメンバーが

V6から色々なものを盗んで

自グループのカラーに変えて

生かしてくれたら嬉しいなと思います

V6でしか観られなかったものが沢山あるんですよ(特に演出面)

これからはそんな事も楽しみにしながら

身体の動く限り現場に足を運びたいと思っています

 

 

V6の皆様

本当に26年間お疲れ様でした

私がご一緒できたのは20年間でしたが

たくさんの思い出と癒しをありがとうございます

そして

これからのご活躍も楽しみにしております

また 会いましょう!!!!!!